パーツ精工NEWS【2025年6月号】
初夏の候、貴社におかれましては益々ご清栄のことと存じます。
梅雨の晴れ間に、夏のような暑さを感じる日が増えてきましたが、
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
さて、前回は切削加工後の洗浄対応についてご紹介をさせて頂きましたが、
弊社においては自社の技術部によるロボットを使用した自動化にも注力しており、
今回は【ロボット設備】についてご紹介させていただきます。
現代の製造業において、生産効率の向上と品質の安定化は重要な課題となっていますが、
弊社では最新のロボットシステムの導入による工場の生産工程の改善を図っており、
第一弾として本社工場(埼玉)のMC加工機にロボットシステムを導入致しました。
弊社が導入したロボット設備はバイスチェンジャー仕様となっており、
ワーク取付の不安定要素を排除し、常に高精度で安定した加工を実現する事が可能です。
この技術により、従来は作業者の手作業に依存していた工程の均一性と品質が向上し、
お客様により信頼性の高い製品を提供できるようになりました。
また、実際にロボット設備での生産体制に切替えた数千個ロットの製品では、
従来2.5ヶ月を要していた工程が1.5ヶ月へと短縮、納期対応力の向上に貢献しています。
これにより、タイトなスケジュールの案件でもスムーズな納品が可能となり、
生産効率の向上と顧客満足度の向上を両立させています。
今後も技術改善を進め、高品質な製品の安定供給・迅速な対応・コスト最適化を追求し、
お客様のニーズに最適なソリューションを提供して参りますので、
案件等のご相談等ありました際には是非ともよろしくお願い致します。
季節の変わり目ですので、体調を崩されませんようお気をつけください。
皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。