パーツ精工NEWS【2025年4月号】
麗日の候、貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
桜の花も満開を迎え、春の訪れを実感する季節となりましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は弊社鹿児島工場に増設いたしました、
【ワイヤ放電加工機】についてご紹介させていただきます。
ワイヤ放電加工とはワイヤ電極線を用いて加工液中で放電現象を行い、
ワークの溶解と除去をしながら輪郭形状を加工するものです。
NC制御にて複雑な2次元形状を加工できXY軸+UV軸を用いて、
3次元形状(テーパ付き)も加工する事が可能です。
※対応材質:焼入れ鋼、ハイス鋼、超硬、銅、AL、真鍮、SUS、モリブデン鋼 等
メーカー ソディック(左側)
型式 ANL600G (SPW電源)(水仕様)
移動距離 左右方向(X軸) 600mm/前後方向(Y軸) 400mm
使用ワイヤ径 “φ0.25ワイヤ線を標準装備
(オプションでφ0.1、φ0.15、φ0.2ワイヤ対応可能)“
ワイヤーカット加工サンプル例 (ラック)
※SKD11 熱処理材-HRC54 t7.5 加工溝幅0.584mm
材種が熱処理材の為、切削加工だと難しい物もワイヤー加工では問題なく加工可能です!
導電性のワークであれば材質や硬度(熱処理品含め)に関わらず、
複雑な2次元形状も精度良く加工可能ですので、是非ご相談ください。
新緑の眩しい季節、みなさまのご多幸を心よりお祈り致します。